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20 代のバケットリスト 25 選 — 体力と自由が両立する 10 年でしかできないこと

ゴールデンゲートブリッジを背景にピースサインをする 2 人の若い友人の写真
Photo by Ian Schneider on Unsplash

20 代は、人生で 体力・時間・自由が同時に揃う唯一の 10 年 です。

しかも、Memory Dividend の観点で見ると、20 代に投資した経験は 配当期間が 60 年以上 あります。同じ経験を 50 代で経験するより、総リターンが圧倒的に大きい。

それなのに、「とりあえず働いて、お金を貯めて、いつか好きなことをする」という発想で 20 代を過ごす人が多すぎる——これは Bill Perkins が『DIE WITH ZERO』で繰り返し警告した最悪のパターンです。

本記事では、20 代でしかできない/20 代でやると特にリターンが大きい経験を 25 個に整理しました。5 カテゴリ × 5 項目です。

カテゴリ 1: 体力が必要な経験(5 項目)

20 代の体は、30 代の体とは別物です。回復力、痛みへの耐性、徹夜後のパフォーマンス——全部違います。

1. バックパッカーで海外を 1 ヶ月以上放浪する

安宿、夜行バス、現地の食事による腹痛、言語が通じない焦り——これら全部を許容できる体力と無責任さの組み合わせは 20 代までです。

2. フェスやライブで朝まで踊る

40 代から始めるのは難しい体験。20 代で複数経験すれば、後で語る価値のあるエピソードが何十も残ります。

3. ヒッチハイクや長距離自転車旅

「無計画な旅」は 20 代の特権です。30 代になると「計画と保険」を考えるようになります。

4. 富士山や同等の山に登る

体力のピーク期に登ると、登頂までの過程そのものが Memory Dividend として鮮明に残ります。

5. 過酷な国(インドや南米等)を一人で旅する

「快適な観光」とは別レイヤーの経験。20 代の柔軟性があるから、文化的ショックを学びに変換できる。

カテゴリ 2: 自由が必要な経験(5 項目)

家族や住宅ローンを背負う前にしかできない決断の集合。

6. 1 ヶ月以上のワーキングホリデー or 留学

仕事を辞める / 休む決断ができる軽さは 20 代の特権。

7. 知らない街に 3 ヶ月住む

家具なし、知人なし、未経験の街。20 代だから「住む実験」ができます。30 代の引越しはコストが重い。

8. 1 週間スマホを完全に断つ

20 代は「失う仕事」が小さいから実験できる。50 代でやると退職リスクがあります。

9. 副業・個人開発で 1 つ世に出す

会社外で「自分の価値」を試す経験。失敗してもリスクが小さい 20 代こそ、立ち上げる絶好期。

10. キャリアを意図的にズラす

転職、業界変更、職種チェンジ。20 代のズレは「経験の幅」になるが、35 歳以降のズレは「経歴の不安定さ」と見られます。

カテゴリ 3: スキル投資(5 項目)

時間複利が最大化するのが 20 代のスキル投資。

11. 第二言語を実用レベルまで持っていく

20 代で実用レベルに到達すれば、その後 60 年使えます。

12. お金の知識を体系的に学ぶ

NISA、iDeCo、税制、投資。20 代から運用すれば複利が最大化。30 代から始めても遅くないが、配当期間が短くなる。

13. 文章を 100 本書く

書く力は時間複利が効く資産。20 代のうちに体得すれば、その後一生使える。

14. プログラミング or デザインスキル

20 代の柔軟な学習能力で身につけたスキルは、職種に関係なく一生使える。

15. メンターを 3 人見つける

20 代は「教えてもらえる権利」が最大の時期。30 代後半から急に減ります。

カテゴリ 4: 関係性の種まき(5 項目)

20 代は、一生の関係性の基盤を作る時期。

16. 大学の友人と本気の集まりを企画する

卒業後 5 年以内に行わないと、関係性は急速に希薄化します。

17. 親と二人だけの旅行

親も 50 〜 60 代でまだ動ける。20 代の親孝行は時間制約がまだ少ない。

18. 配偶者・パートナー候補とじっくり過ごす

将来のパートナーを 20 代に見つける場合、その関係性の質が人生の質を決めます。意図的に時間を投資する価値があります。

19. 異業種・異年代の人と意識的に会う

20 代は「学びにくる若手」として歓迎される時期。30 代以降は「同業者」として扱われやすくなります。

20. 同窓会の幹事を引き受ける

幹事をやることで、関係性のハブになれる。これが 30 代以降の人脈の基盤になります。

カテゴリ 5: 初体験の量(5 項目)

初体験プレミアムが最大化するのが 20 代。

21. 1 度はミシュランレストランに行く

「経験の上限値」を知っておくと、その後の食事の解像度が上がります。20 代で 1 度経験すれば十分。

22. 一人カラオケで 3 時間歌う

馬鹿らしいが、20 代の自意識の許容範囲。30 代以降にやろうと思うと心理的ハードルが上がります。

23. 自分の本気の写真集 or 作品集を作る

スマホで撮った写真でいい。形にする経験そのものが Memory Dividend を生みます。

24. 一度、人生を真剣に振り返るノートを書く

20 代後半に 1 回やっておくと、30 代の方向性が見えてきます。

25. 寄付か社会貢献を月 1 回続ける

「他者のために行動する」習慣は、20 代に始めると一生続きやすい。後から始めると形だけになりがち。

25 個全部やるのではない

ここまで読んで「全部やるなんて無理」と感じたら、それで正解です。

25 個は 選択肢の網羅 であり、 必須リスト ではありません。

あなたの価値観に響く 5 〜 8 個を選び、 20 代の窓が閉じる前に実行する ことだけ意識してください。

書き出したリストの実装方法については バケットリストが続かない 5 つの理由 を参照してください。

まとめ

20 代は人生で 体力・時間・自由・初体験プレミアム がすべて揃う唯一の 10 年。

ここで投資した経験は、その後 60 年以上 Memory Dividend を払い続けます。これは Bill Perkins が『DIE WITH ZERO』で繰り返し強調する最大の原則です(詳しくは 完全要約 を参照)。

「とりあえず働いてお金を貯めて、いつか」は最悪の戦略です。20 代の今、何か 1 つから始めてみてください。


FAQ

よくある質問

20 代でやっておくべきことは何ですか?
大きく 5 つの軸 —— (1) <strong>体力が必要な経験</strong>(30 代以降にはきつい)、(2) <strong>自由が必要な経験</strong>(独身・無責任の特権)、(3) <strong>スキル投資</strong>(配当期間が最長)、(4) <strong>関係性の種まき</strong>(一生の友人ができる時期)、(5) <strong>初体験の量</strong>(初体験プレミアム)。本記事の 25 選はこれを網羅しています。
20 代は貯金より経験への投資を優先すべきですか?
完全に偏らせる必要はありませんが、<strong>経験への投資の比率は 20 代が最大</strong>になるべきです。Bill Perkins の Memory Dividend の概念で言えば、20 代で投資した経験は <strong>60 年配当を払い続けます</strong>。同じ経験を 50 代で投資するより総リターンが大きくなります。
お金がない 20 代でもバケットリストは作れますか?
多くの項目は <strong>お金よりも時間と体力</strong> が資源です。バックパッカー的な旅、深夜の友人との会話、未経験ジャンルへの挑戦——これらの中核は無料か低コストです。お金がない時期だからこそ、お金を理由にしない経験が後の自分の資産になります。
大学生と社会人の 20 代で違いはありますか?
軸は同じですが、 <strong>時間と所得のバランス</strong> が違います。大学生は時間が多くお金が少ない、社会人は逆。大学生は <strong>長期旅行・読書・短期留学</strong> を、社会人は <strong>計画的な海外旅行・経験予算化・キャリア外の挑戦</strong> を優先するとよい。
後悔しないためには何を意識すべきですか?
「<strong>30 代でできなくなることをやる</strong>」が原則です。体力的にハードな経験、自由が必要な経験、独身でしかできない経験——これらは 30 代以降では機会が急減します。逆に「いつでもできること」は 20 代の優先度を下げて構いません。

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